はじめに
はやし(ま)です。CROSS実行委員では、情報共有にKibelaを使っています。
Kibela キベラ| 人と情報に自由を|個人の力を組織の力にする情報共有ツールhttps://kibe.la/
Kibelaを初めて使ったときの個人的な印象は、「マークダウンで書けるConfluenceみたいなツール」という感じでした。
このKibelaが最近「同時編集モード」という機能のβ版を公開された(※有料プランのみ)みたい、ということで、早速使ってみました。
「同時編集モード」について
「同時編集モード」とは、一つのドキュメントを、複数人で同時に開いて編集することができ、他の人が編集しているのもリアルタイムで手元に反映し、誰が書いているのかわかる、カーソルが動いているのが見える、Google ドキュメントとかでできるような、あーゆーやつです。
使ってみた

普通に使えました。すばらしい!
Google ドキュメントと比較して
イマドキだとGoogle ドキュメントでもMarkdown使えるような話もあるのですが、これについては、あくまで書式を自動変換してくれる、という機能であって、Markdownとして保存したり、編集したりはできないんですよね。
「Google ドキュメント」でMarkdown記法の一部が利用可能に ~今後も対応を拡充 – 窓の杜
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1398933.html
Hackmdと比較して
HackMDといえば、以前 Code for Japan Summit というイベントに参加したときに、みんなでよってたかってHackMDで講演内容をリアルタイムでログ書いていたのを見たときの衝撃が忘れられません。
最近では結構いろいろなサービスで実現されていますが、ひとつのドキュメントの同時編集が、Markdownでできる、というのは、今でもすばらしく便利だと思います。
ただ、ときどき、ドキュメントの種類や状況によってはリッチエディタの方が便利と思うシチュエーションもあり、そういうときも、Markdownのみでやる、しか選択肢がないのは、ちょっとしんどいな、と思うことが個人的にはあります。
また、昔HTMLをメモ帳で手書きして、アウトプットをブラウザで見ていたときのような、ソース書いて、実行結果確認、といったのも、手間に感じるときもあり、2ペインで編集すると、ディスプレイ上の面積がたくさんいるな〜と思ったりすることもあります。そういうとき、画面の見栄えをみつつ、その画面上でちょちょっと手直ししたい、みたいなとき、リッチエディタも使えるといいな〜と思うことが個人的にはあります。そういうときに、今回のKibelaは超便利と思います。しかもリッチエディタで編集した内容も後からMarkdownで編集できる、というのが嬉しすぎます。
ただ、Markdownでのテキストゴリゴリ編集を同時編集でやりたい、というのはKibelaではできないので、そういう場合は、HackMDの方が合っていると思います。
ここがすばらしい
リッチエディタ、便利なんですが、ちょいちょい思うように編集できなくてイラッとするときもあるんですよね。また、やはりテキストエディタのようにガシガシ編集したいときは、Markdownの方がいいですよね。
しかしその一方、Markdownで編集して、結果を別の方で確認する、という作業は、ちょっとしんどいなと思うときもあります。
また、Markdown、便利なのですが、リンク(やたらと長いURLがあったりする場合など特に)や、表の部分の編集、画像が入ったドキュメントとかは、リッチエディタでやりたいなーと思うこともあります。なので、みんなで同時に編集するとき(そんなに全速力でガシガシ書かない時)は、リッチエディタのほうが便利だったりもします。
そんな微妙なリッチエディタとMarkdownの両方の美味しいとこ取りできるのが、すばらしいです。
私は、これができるツールを、Kibela以外に知らないです。(もしあったら、こっそり教えていただけると嬉しいです)
いや〜ホント、すばらしい。
さいごに
というわけで、以上、簡単ですが Kibelaの「同時編集モードβ版」のご紹介でした。